背中の痛み症例
背中の痛み症例
当院の治療効果であり鍼灸一般のものではありません。また、効果には個人差があります。
症例1
患者
60代女性
来院
2016年2月
症状
1週間から呼吸の際、背中が痛い。そのうち治ると思っていたが呼吸の際、背中の痛みが強くなってきた為来院。特に肩甲間部の右側に症状が強い。
治療と経過
体を酷使するお仕事をなさっており、その為に背中の筋を傷めた為呼吸をする度に呼吸筋に痛みが出ると判断した。東洋医学では、筋肉を酷使すると血を大量に使うため血が減少すると考え、血を増やす鍼治療を行いました。そして背中に関係する足のツボに刺鍼しました。2回目で症状が10ー>5に軽減し、3回目には症状が取れて今度は肩こりが気になり始めました。
同時に治療した症状
肩こり、頭痛
使用した主なツボ
曲泉、陰谷、太白、委中、飛揚
考察
背中の痛みの為、心臓疾患も考え、万が一の時は救急医療を訪れる様にお願いし、2回目は翌日来院して頂いたが症状が半分ほどに軽減していた為、同じ治療を継続して行った。もともと肩こりもあったが、背中の症状が強かった為に肩こりの痛みが隠れてしまっていた様であった。